

その引っ越しはずいぶん昔の話で、20年は前のことです。
当時小学生だったので、業者や料金などは覚えていませんが、びっくりするような出来事がありました。
その引っ越しは急に決まったもので、引っ越すまでに2ヶ月程度しかありませんでした。
母が大急ぎで荷物の片付けや整理をしていたのを覚えているので、荷造りは自分たちでするプランを選んでいたんだと思います。
私も始めは「学習机の中はそのままでいいと引っ越し業者に言われた」ということで、忙しそうな母を横目に当日をのんびり迎えていましたが、いざやって来た引っ越し業者から「机の中身は片付けて下さい」と言われてしまい、結局大慌てしたのでした。
思えばこの時点でさい先が悪かったのですが、さすがに当時は予想できませんでした。
どうにか荷物をトラックに乗せ終わり、私達自身も出発しました。
名古屋市から九州の福岡まで、海を越えた引っ越しです。
フェリーに乗って、車ごと引っ越ししました。
しかし到着すると衝撃の事実です!
なんと不動産業者が勘違いをしたため、私達が到着しても家のカギの準備がまだということで入居できないと言われてしまったのです!
フェリーでの長旅で私は熱を出すし、父は激怒して大変だったんだそうです。
引っ越し業者や不動産業者とはしっかり打ち合わせして、入念な確認をすることがとても大事だと思い知らされました。
ちなみに入居までのホテル代や荷物の預かりは不動産業者が準備してくれました。
本当に入居まで散々な引っ越しでした…!