
引越しの初期費用をできるだけ抑えたいと思っている人に、敷金礼金なしのマンションや住宅はとても魅力的と言えます。しかし、この敷金礼金なしという物件にもデメリットはあります。
しかもデメリットはひとつだけではありません。例えば、敷金、礼金なし物件は大抵の場合家賃設定が周辺の物件よりも高い場合がほとんどです。ですから入居前によく計算しないと、最初にかかる費用が少なくても年単位で計算してみると敷金礼金を払うほうが安いということもよくあるようです。
そして、なぜ敷金礼金がいらないのかという理由も考えてみる必要があります。大抵の場合そうしないと入居者が集まらないからというのがほとんどのようです。建物が古い、日当たりが悪い、トイレや風呂が使いにくいなど建物自体の問題から、夜中に騒音がひどい、入居者の中にガラの悪い人がいるなどその理由は様々ですが、このようなデメリットは覚悟する必要があります。
また敷金礼金なしとしながらも、入会金・会費・事務手数料、そして保証会社をつけることを条件にされることもあります。ですからデメリット部分もよく考慮したうえで、敷金礼金なし住宅に住むかどうか決めましょう。